YogYakarta
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ヲサム君が逢ってきたジョグ大生は、思いがけず美人。
名前をイメルダというそうな。

ヲサム君とドンさんはジョグ大生に会いにいったので、残りのメンバーで昼飯を食べに行く。ベチャ二台に二人づつ乗って各3,000rp。ヤマモリさんと私が一緒に乗るとさすがに重そうだ。

飼われていたフクロウ 昨日と同じマルボロ通り。大きな通りなのだが、表通りには食堂が見当たらない。昨日と同じ店に行ってもしょうがないのでひとつ裏に入るといろいろあった。

「スーパーマンカフェ」という怪しげな名前の店に入る。広東麺、ビーフカレー、海老の牡蠣油炒め、インドネシア風揚げ鶏。中国系なのだろう。メニューはインドネシア、洋、中とあって、わりと癖のない味だ。客も白人がちらほらいて、いかにも観光地の外国人向け食堂である。ロケ費用だからと、一行の食事代をみんなヤマモリさんが払ってくれる。この同行の間、本当にお世話になりました。

再びベチャに分乗してホテルに帰る。この町は「ニホンジン?」と声をかけてくる物売りは多いし、ベチャはすぐ土産物屋に寄りたがる。バティク屋で停まろうとするベチャをホテルに直行させる。

 


3時に撮影再開、とする。それまでダイトウ夫妻は昼寝。早朝撮影だったので無理もない。ヤマモリさんとプールサイドで碁を打つ。白い服を着たウェイターにビールを持ってこさせて、涼しいプールサイドで碁を打っているのは、なかなか優雅である。

いつもより少し早い時刻、2時頃にスコールが来たので屋根のあるところに移動する。本日2戦2勝。ずっと勝てなかったのに、急に連勝してこれで3勝1敗。ヤマモリさんは平静な顔をしているが、こちらは内心うひひひである。

そこへヲサム君が帰ってきた。

ジョグ大生のポラロイドを持っている。見るとなかなかの美人。モデルをやっているそうだ。ヲサム君はブツブツ言いながらもまんざらでもない様子。「名前は?」「イメルダ」「ほんと?」「そうなんですよー」イメルダ夫人になるのか。目鼻立ちのくっきりした彼女に、あまりにもぴったりした名前のようだ。



c 1998 Keiichiro Fujiura


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