言わせてもらえば |
エレキカラオケ 和歌おまけ |
ふじうら.こむでは、集客の一助に「リスティング広告」というのを使っている。当然ながら規模はごく小さいのだが、「自分が広告主になる」という実験の意味合いのほうが重要だ。 それは人様のお金を預かってやる仕事ではとてもできないような試みができるからで、ここでご紹介するのもそういった「実験」のひとつ。「 LLS>ギターマイナスワン>ベンチャーズ」のページ告知のために試作したT&D(タイトル&説明文)である。 リスティング広告には、OvertureやGoogle AdWordsなどがあって、それぞれ自分の(自分勝手な、といってもいいような)仕様を決めている。例えばこっちの会社では「!」は半角しか使えないけどあっちの会社では全角の「!」も半角の「!」も使える。とか、あっちの会社では全角と半角を区別しないで両方1文字と数えるけど、こっちの会社では全角は1文字半角は0.5文字と数える。というような具合だ。 とりあえず、全角というのは「あいうえお」、半角というのは「ABC 123」、のこと。面倒な話もあるが、以下の文章を読むのにはそれだけの理解で十分だろう。 ここでは「Google AdWords」というリスティング広告を想定して書いてみた。この会社ではタイトル半角25文字(全角12.5文字)説明文は一行半角35文字(全角17.5文字)にという仕様になっている。 タイトルを例にすれば 「エレキカラオケ 和歌おまけ」 エレキカラオケ=7文字 和歌おまけ=5文字で、 足して全角12文字。 間に半角スペースが入って 全角12.5文字、半角にして25文字になっている、 と、そういうわけだ。 告知したいページの内容は、「ギターマイナスワン>ベンチャーズのCDカラオケ曲集」 http://www.fujiura.com/lessonsoft/minusone/guitar.htm#ventures なので、 タイトル(内容告知)の基本形は「ベンチャーズ マイナスワン」。 くどくど説明しないが、ベンチャーズが6文字で、マイナスワンが6文字で、間に0.5文字。 これも半角25文字になっている。 つまり、T&D制作というのは常に面倒な字数合せをやっているわけである。 とはいっても私もプロだし「実験」というテーマでやっている以上、ただ書いてもつまらない。趣向として、このシリーズは五七五七七で書いてみることにした。 というわけで、「エレキカラオケ 和歌おまけ」というタイトルになったのである。 詠み人の「のーきー」はベンチャーズのリードギター、ノーキーエドワーズから借りたもの。詠み人が入ったり入ってなかったりするのは単純に「字数合わせ」の都合だ。 以下、実験の結果として生まれた冗歌(冗句)である。 作品ではないので、いただき、無断借用、パロディの的外れ、誤認、誤字、文法の誤り、冗長、矛盾、内容の是非、状況の真偽、心情吐露の有無、業務との関り、クリエイターとしてこんなもんでいいのか、お前いくらかでも誇りはねェのか、ええ? などの点は指摘糾弾しないよーに。あくまでも「シャレ」ですから。 まあ、T&Dでもこういうことができる、ってことが示せれば目的は達せられた、というものだ。 ----★ エレキカラオケ 和歌おまけ ★------
暖冬や 一人カラオケ ベンチャーズ |
c 1999 Keiichiro Fujiura |
表紙 |
黄年の主張 |
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