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悪魔のジャマーンに教えてもらったBARITO TIMURというホテル名を入国書類に書いたので、入国管理のおじさんがタクシー乗り場までついてきて「このお客はバリトティムールだ」と運転手に告げる。村の入り口のような空港である。「5,000ルピアです」「リンギットしかないよ」「では4RM」。高いのか安いのか、どのくらいぼられているのか。またも貨幣感覚を失ってしまう。
ホテルは50,000ルピア++だった。「クレジットカードは使えません」。ルピアは持っていないので「じゃあ、後で銀行に行って両替して払うよ」ということにする。そこで銀行を探すがなかなか見つからない。市役所みたいなところで教えてもらって、15分ほど歩いたBNI(Bank National Indonesia)銀行にたどり着く。
200RM(マレーシアリンギット)→38万Rp(インドネシアルピア)。円がからまないともうひとつ貨幣価値が実感できない。(後でわかったが、この交換率はかなり悪い。この文章ではインドネシアの現地物価は1円→70Rp/1Rp→0.0142円で説明する。)ホテルの料金は710円ということになる。
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