Solo
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渡し舟の向こう岸は、竹の家の村。
子供たちが珍しげに撮影へ集まってきた。

川向こうの小さな村 川向こうは小さな村だった。竹で編んだ、涼しそうな家だ。ユネスコ村の「インドネシアの家」を思い出す。庭にも竹林があったりして風情がある。

制服の少女たち 子供たちが珍しそうにこちらを見ている。ダイトウさんがポラを撮って見せると、歓声をあげる。その様子を見て、撮影隊の後をついてくる人がだんだん増えてきた。

正装したお婆さん 自転車に乗って駆けつけてくる人がある。老婆が家の中からこちらを覗き、綺麗な服に着替えて出てくる。そのお婆さんがこっちを見て「ガンバロー!」と言ったように聞こえた。

「ドンさん、頑張ろうって何?」
「あれは『私を撮って』と言っているのです」
へえ。

川向こうの小さな村 なんだか大騒ぎになってきた。子供たちは目鼻立ちがきれいで、かわいい。

ドンさんは可愛い子を見つけると抱き上げる。この人はとても子供好きだ。けど、なんだか可愛い子だけを抱き上げているような気がするなあ。

ヘジャーブを被った少女 白いヘジャーブを被った少女がいた。
何故だろう。とてもとても敬虔な感じがする。

川向こうの小さな村 帰り道に市場があったのでスイカを立ち食いする。

竹の村で何カットも撮れたし、渡し舟の光景もよかったので、一同なごやかな表情である。



c 1998 Keiichiro Fujiura


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