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Jl.Jaksa(ジャクサ通り)は安いホテルが集まっているので、自然に旅行者向きのサービスも充実している。とはいえタイのカオサンやホーチミンのファングーラオ地区に比べると規模はずっと小さいし、ホテルの値段もあんなに安くはない。 (といっても、この時点で私はまだカオサンにもファングーラオにも行ったことはない。後になって考えれば、である。) |
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ジャクサ通りは地区とは言えず、一本の小道にすぎない。ジャカルタの中心部には近いが、一方通行でいくぶん不便だ。その通りに添って多くの安ホテルが並び、外国人向きのバー、衣料店、古本屋(日本語の本もある。文庫本や「地球の歩き方」)、それに旅行代理店が軒をならべている。 |
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その旅行代理店に行った。目的はここからシンガポールまでのチケットである。 |
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ジャカルタもシンガポールも港町だから、できれば船で行きたいのだが、どう探しても船便はないらしい。ドンさんに聞いても「それはない」と言っていたから、この二都市間を結ぶ船はないようだ。しかたがないので、最も安いチケットを探してみる。 |
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今日は3月22日、日曜日である。日曜でも店は開いていた。旅行中は案外「曜日」が重要だ。ウジュンパンダンでそうだったように銀行が休みだと換金に苦労するし、町によっては日曜日には何もできないこともある。 |
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明日の午後の便を探す。いちばん安いのがパキスタン航空の70USD(7,700円)、次がエミリア。しかしそれらは深夜便、22時発だ。現地についてからの動きが悪い。 夕方の便ならカンタスで105USD(11,550円)。ルピアなら1,107,500rp(15,726円)。ドル建てのトラベラーズチェックを持っているのでドルで払う。月曜日15時35分発だ。 |
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ジャカルタ空港までのアクセスを聞く。タクシーで行くと40,000rp(568円)、時間は1時間くらい。ちなみにシンガポールまでの大手航空会社の定価は199USD(20,900円)であるという。 |
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これで、次の町までの手段は手に入った。今日一日と明日の午前中はジャカルタ観光である。といっても、とくに行きたいところがあるわけではない。とりあえず町を散歩してみよう。 |
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