Chiang Rai
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早朝出発して、ともかくメーサイに着いたが
バスセンターのまわりには何もない。

昼間の町ではもう「水かけ (play water)」が始まっている。おもちゃ屋の店先には 水鉄砲が並び、子供たちは道行く人を狙う。


坊主もジーンズを買う
きのうバーでホステスに質問された。
「ソンクラーンはどこで過ごすのか」
「チェンマイのホテルを予約しているから帰るつもりだ」
「なぜチェンライで正月を迎えないの、チェンマイはtoo busyでしょう」

それもそうかもしれない。ともかく、この先どうするかメコン川を見てから決めることにしよう。

知らない町に行くときは午前中の時間がたっぷりあるほうがよい。7時頃起きてチェックアウ トした。電話代が879B(2637円)もついている。昨夜東京に長電話したせいだ。気 分的に少し帰国ムードになっているのかもしれない。


 
メーサイ行きのバス メーサイまで小さなバスで1時間半。20B(60円)。エアコンなしだったが、けっこ う快適。どうやらチェンマイとチェンライの間が山越えで悪路なのであって、いっ たんこちら側へ来てしまえば道路は平坦らしい。

メーサイのバスステーションについたが、あたりには何もない。ほんとになんにも ない。少し歩いてみたがなにも見つからない。無駄足だ。どうやら郊外に作られた 新しいバスターミナルらしい。

バスステーションだからいろんなクルマがやって来る。その中から国境までの小さ な乗り合いバスをなんとか見つけることができた。

国境地帯 国境近辺は道路が異常に広く、その先が小さな川を超える橋になっている。その橋 を越えるとミャンマーだ。橋の下の川幅は狭く、越えることは困難でなさそうだが 、川の両側は深い谷になっている。ちょうど堀のようなもので、川を越えてもここ をよじ登るのは至難だろう。


ミャンマーにはこの前行ったばかりなので珍しくもないが、ここまで来たのだから 徒歩での国境越えをすることにした。川のこちら側はタイのメーサイ、対岸はミャ ンマーのTACHILEIKという町である。



c 1998 Keiichiro Fujiura


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