|
|
|
サラタビUSA
6−3:
ホテルでヒト寝入りした後、メンフィスダウンタウン、ビールストリートへ食事に向かう。
|
御目当てのお店は「B.Bキングブルースクラブ」。店まで行くと、ぼちぼち客が入っていた。しかし、聞いてみると、本日のライブは9時からだという。ライブまで2時間ちょっとある。
まぁ、特にやる事もないし、早めにいって少しでも良い場所をとるかといった感じで、ちびちびとビールを飲みながら食事をする事にした。
|
|
|
店内には所々B.Bキングに関するものが。壁に描かれている絵はなんともいえないアジのあるものだった。ダラダラビールを飲んでいるうちにライブの時間が迫ってきた。ステージでチューニングが始まる。
|
今日の出演者はブルースの女王と呼ばれる方のステージらしい(名前は忘れました・・・・)。いよいよライブスタート。
これってブルース?なんとなく、ブルース?みたいな感じではあったが、そうはいっても、何がブルースで、何がそうでないのかはまだよくわからないワタクシは、ノリが良いステージに満足していた。
|
|
|
ライブが進むにつれ、ステージ前には人々が集まり、踊り出していた。これには少し感激。老若男女入り乱れてのダンスタイムである。
男性が女性を誘う、女性はそれに応えて一緒に踊る。勿論、年齢など関係ない。また、旅行に来ている風な熟年夫婦が音楽に合わせて一緒に踊る。全く自然な雰囲気である。日本ではあまり見られない光景であり、ワタクシにとっては、それはそれはステキな光景であった。こういう爺さまになりたいものである。
1時間ほどで、その心地よい時間が終了。せっかくなのでもう1ステージ心地よい時間を過ごす事にする。
|
2ステージ目が始まる前に、我々のテーブル前のスペースを大きくあけるように店員が指示してきた。何が始まるかと思いきや、ライブが始まったかと思うと、中学生か高校生かとおぼしき少年達がステージ前で音楽にあわせてバック転やアクロバティックを披露した。これはさすがにやり過ぎ・・・の感があった。
|
|
他の客はまんざらではないらしく、楽しんでいる様子であったが、個人的には1ステージ目のノリを感じているだけにちょっと残念だった。そのパフォーマンスが終了した後にようやくブルースの女王が登場し、歌い始める。あの少年達は小遣いを稼いで帰っていった。
|
B.Bキングのお店というので格式が高いものかと思いきや、案外、そんな感じではなさそうだった。まぁ、店としては盛り上がって、客が入れば良いのだろうが・・・。ちなみに2ステージ目でもお客さんは楽しげに踊っていたが、ワタクシ個人的にはトーンダウンしていた・・・・。
|
なんだかんだで結局、5時間ほどこの店にいた。特にこの街でどこに行くとは考えていなかったので別に問題はなかったのだが、明日は違う店にしてみよう、なんとなく、そう心に決めてホテルに戻った。酒と音。体力が要ることがわかり始めた・・・。
ベットで横になる事、数分。気付くと朝だった。
|