stratusを辞書で引くと「層雲」となっています。気象用語らしいですが、層雲ってどんな雲のことだか、私にはわかりません。「つみかさなった雲」なんでしょうか。
近い言葉では成層圏 stratsphere という単語があります。ストラトキャスターなんていう言葉もアメリカの宇宙開発と縁のある言葉だったんですかね。なんだか時代を感じます。
この曲はドラムの斎藤君が持ってきた曲で、作者はビリーコブハムです。上の写真はこの曲を含むベストアルバム「Best of Billy Cobham」。斎藤君がFGODに「この曲を」と持ってきたのはこれがはじめてです。
ちなみに私は斎藤君と一緒にニューポートジャズフェスティバルinTOKYOに行ったことがありまして、「そのときコブハムがこの曲やりましたよね」と斎藤君は言うのですが、私はよく覚えていません。
コブハムはよく知らないんです。もちろんマイルスバンドなどで演っていたのは知っていますが、ソロアルバムまでは聞いたことなかったのです。それで、そのときはどの曲も区別がつきませんでした
ちなみにコブハムという名前を八分音符4つで発音すると「こぶ平」みたいです。四分音符2つで「コブ-ハム」と言うようにしたほうがよいです。あ、書くことがあまりないからくだらないことで埋めてしまった。ちなみにコルトレーンも「コ-ル-ト-レ-エ-ン」と6拍でいうより「コール-トレーン」と2拍で少し上下を付けて発音するほうがかっこいいと思います。
基本的にBbのワンコードものです。メロディの歌い方は「ジョージデュークっぽーい」感じ。エンディング近くで半音上がってBになります。録音によっては更に全音上がってC#になったものもあります。
カバーを調べたら意外にベーシストが好んで取り上げていました。Stanly Clarkがギリシャでのライブアルバムに収録していますし、Bunny Brunelというベーシストも98年のリーダーアルバム「Brunel's L.A. Zoo」でカバーしています。ヘビーなリズムのなかで遊べるからでしょうか。案外単調なベースなんですけどねえ。
この曲に関してはドラムが主役です。重いビートの中でのドラムの活躍をお聴きください。
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