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サラタビUSA
5−1:
朝、8時半起床。
今日、夜にシカゴをたつ。時間は午後8時。特にこれといってやる事もなく、十分時間がある。とりあえず、朝食をとりに行く事にする。昨日、通りかかったビュッフェ形式のレストランに行く事にする。野菜が採れるだろう、と思ってそこに行くことにしたのだが(名前は忘れてしまいました。)、そこのお店のビュッフェには残念ながら野菜はなく、今までと同じように、パン、コーンフレーク、卵、ベーコン、果物。やっぱりここも同じである。ちょっとメニューを変えるとお客も増えるのではないかと思うくらい単純。ビジネスチャンスかも・・・・。
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いつもながら貧乏性のボクはビュッフェで料理をたんまりとる。そしてまたも朝の街をぶらぶらと歩き、そこでたんまり採ったカロリーを消費する。月曜日の朝となると、さすが、ビジネス街ともあってビジネスマンらしき人が目立つ。
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結局、今日はシカゴ美術館に行く事にする。そこに行くには電車、ループを使うことにした。先日買った、カードが役に立つ。
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ここの美術館、かなり大きい。アメリカの三大美術館(メトロポリタン、ボストン)の一つだそうである。30万点以上ももコレクションを誇るらしい。勿論、ここも、名前は知っていたが、中身の事はここにきて初めて知る。この美術館、内容の展示物もスゴイなぁーと思うと同時に、もう一つ、スゴイと思った事がある。それは、中でフラッシュさえたかなければ写真はOKであるということ。いや、これ、ものすごい寛大だと感じる(ボクだけかもしれませんが・・・)。
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浮世絵や現代美術、印象派。ピカソにゴッホ。昔の武器とかもある。面白い。一番好きだったのはアンディーウォーホールの毛沢東。よく、日本でも雑誌等々で見かけたが、実物はものすごい大きかった。昨日の現代美術館と違って、ものすごーく見ごたえがあった。
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初めは1時間くらいで集合という事にしていたが、それだけでは、全く見まわることはできず、結局4時間もいた。こうなったら、その三大美術館すべて見てみたくなる。ダイスケ君とは集合時間近くになって、館内で出会う。フジウラさんは途中で,抜けて、街をブラついていたそうである。個人的には案外、いい時間を過ごした。満足である。
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とはいっても、まだまだ時間がある。お茶をしつつ、街を更にぶらつく。平日の、夕方のシカゴの街は今までと違う街の感じがした。休日と違ってなんかごちゃごちゃしており、活気があった。最終日に感じる事ができたのもまた嬉しい。
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シカゴ最後の食事。これまた、フジウラさんの希望もあり、ピザを食べる事にする。そういえば、ピザもアメリカの食べ物である。すっかり忘れていた。日本でも宅配ピザ屋が数多くあるだけに、ピザにアメリカ的な感じなど薄れていた。フジウラさんが目をつけていた、安そうなカフェに行ってみるが、あいにくやっておらず、仕方がないので、これまたフジウラさんが目をつけていたホテルそばのスポーツバーで飲みながらピザを食べる。
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期待はあまりしていなかったが、結構美味しい。
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皆満足。
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アメリカに初めて訪れ、シカゴに滞在。今回、いってみれば音をテーマにして旅をすすめるのだが、シカゴではゴスペルを体験。スタートから大変な思いをしたが、ステーキやピザといったアメリカンな食事を楽しむ事で徐々に体に「アメリカ」を馴染ませる事ができてきたと思う。時差ボケも解消されつつある。シカゴのきれいな夜の街を見つつ、そろそろエンジンをかけはじめようと思う。
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次の訪問地、メンフィスへは鉄道、アムトレックで向かう。寝台車である。タクシーにて昨日、訪れたユニオン駅に。駅にて予約してあったチケットを受け取るが、見てもよくわからないチケット。何が書いてあるのかさっぱりわからない。何ホームや何号車?まぁ、時間がきたらわかることだろう。いざ、アムトラックへ。やはり、見たり、聞いたり、あっちやこっちやへである。
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変な話だが、寝台車には日本ではなく、インドで一回乗った。一番いい部屋であるが、思っていたより、いい感じである。
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2部屋あり、一つの部屋には2つのベット。明日の早朝6時にはメンフィスの街に着く。まぁ、夜は長い。さっそく、部屋の中で飲み始める。
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ガイドブックにはシカゴーメンフィス間のこのアムトラックは朝早くにメンフィスに着くのであまり旅行者には使われないと書いてあった。でも、その時は、「そうは言っても、なんとかなるでしょ」なぁんてタカをくくっていた。
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