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このホテルはなかなか大きい。プールやディスコもある。フィットネスクラブをのぞくと、そこのスタッフが「マッサージは要らないか」という。これなら、まともかもしれないと思ってマッサージを頼む。
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おばさんが、来た。Tシャツと短パンで待っていたのだが「脱げ」という。揉んでいる間にやたらと股間に手がいく。スペシャルのチップを狙っているのはミエミエだ。 「ここもマッサージするか?」と聞く。 「ノー」 しかしはじめる。 「ノー!」 「ホワイ?」 抵抗の結果、それだけですんだ。 「いくらだ」 「ホテルには30,000rp(425円)。私には?」 それだけあれば十分だ、と帰す。 あー疲れた。 |
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昨日までの貧しさと今日との落差は大きい。だいいちどこにも虫がいない。思えばこのところ部屋の中にはいつも虫が飛び回っていたものだ。 なにしろ気密の度合いが違う。エアコンはセントラルだし、ぴたりと閉まる窓もひさしぶりだ。これがジャワ島と他の島の格差というものだろうか。このあとどうなるかわからないが、ともあれ今日はこれを楽しもう。 明日は波止場に行ってみよう。 どうも清潔すぎて、どこにいるかわからなくなる。 |
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