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何軒めかに行った中華系の旅行代理店にはコンピュータがあった。それで検索してもらったら耳寄りのルートが
見つかる。タワウまで行けばインドネシア行きの航空便があるらしいのだ。
「タワウ→タラカン→バリクパパン→ウジュンパンダン」という接続があるという。
しかし毎日は出ていないらしい。タラカンから先はインドネシアなの で、ここではよくわからない。他の代理店に問い合わせようとしたのだが、ちょうど土曜の午後だったのでどんど ん電話が通じなくなってしまった。 「きょうここで買えるのはタワウまでの航空券だけね」。 オーケー。 79ドル(10,270円)であった。高い。しかし、これで次に行くところが決まった。タワウだ。 |
日本製のゲーム機はこの町でも人気がある。プレイステーションのショップを見ていたら私たちの作ったゲーム、
「ドミノ君をとめないで。」が置いてあった。マレーシアの片田舎で見ると、さすがにうれしい。 売り場のお姉さんにその話をすると「これ、難しい」と言われる。そうかもしんないなあ。ひさしぶりで仕事のことを思い出す。 |
市場にはいろいろな行商人がいる。古い皮のバッグをごそごそやっているので、なにかと見ていたら大きな蛇を
取り出した。だみ声で口上をどなっている。 「啖呵売(タンカバイ)」というやつだ。蛇で人を集めて怪しげなクスリ を売っていた。サンダカンの寅さんである。 |
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