代々木から駒場と言えば、散歩としては相当歩くことになる。南新宿、参宮橋、代々木公園、神山町、山手通、富ヶ谷、駒場と抜けて、距離にしてそれでも4キロくらいなものか。駒場に着いたときにはけっこう歩き疲れている。 建物に入ると有料だし混んでいるので、文学館の庭でも眺めて通りすぎるばかりだが、それでもここの景観は立ち寄るだけの価値がある。近代文学館を抜け民芸館の前から東大ビジネスキャンパスに入れば人気は少ない。 帰りは東北沢に向かう。途中河合塾のあたりの道が狭く、必ず渋滞している。このあたりは三角橋といって渋谷区目黒区世田谷区が接している地点だ。駅手前の踏切には安い陶器屋があるしその先には魚屋「海亀」などもあるので、帰ってからの酒肴の愉しみが増える。 東北沢の駅から小田急線に乗れば、南新宿まではすぐである。 (2001年11月28日)
京王電鉄が提供している沿線情報のうち「駒場東大前」。 駒場の情報は多いですが、このページは淡々としていてなかなかよいです。