ふじうら旅日記
6日目
その1
いよいよ南部のドライブ開始。
綿花畑の間のあくまでも直線な道。
6日目 10月09日 木曜日
今日はメンフィスを離れる日。いよいよ長距離ドライブが始まる。
ホテルの隣のデニーズで朝食。あいかわらず野菜が少ないが、昨日イタ飯を食べたのであまり気にならない。
10時出発。南へ向かい、ほどなくミシシッピ州に入る。
でかい大地に、ひたすらまっすぐな道。「広れえ〜!!」と三人ともあきれる。クルマがまっすぐ走ってくれるならハンドルから手を離しても大丈夫な感じ。真後ろから真ん前まで一本だけある道。
ヲサム君も町を離れてしまえば運転に問題なく、だんだん慣れてきたようで、思ったより余裕がある。まあこんな真直ぐな道を前進するだけだから余裕があるのは当然なのではあるが。
ときおりニカニカしているところを見るとそろそろアメリカ南部のドライブを楽しめる境地になってきたようだ。
カジノの看板が多い。テネシー州はカジノ禁止だがミシシッピ州では合法だ。大きな看板にいろんなアーチストの名前が書いてある.メンフィスで見かけた「デヴィッド・サンボーン来る!」という看板もあった。
高速で走っているのでそれが次々と後ろへ飛んでいく。
左右の畑が小雪が降ったように白くなっている。綿花だ。
コットンフラワーの花が咲いて白く綿毛をつけている。見渡す限りのコットンフィールズだが、黒人奴隷はいない。クレーンを横にしたような、大きな傘骨のような、枠組だけの巨大機械をときおり見かけた。あれは綿花の取り入れ機なのだろうか。
収穫が済んだ畑では、道端に大きな綿花の梱包がいくつも置かれていた。ビニールに包まれたひとつひとつがトラックの荷台程度の大きさだ。
途中へレナとの分かれ道で撮影。
ここはルート61とルート49が分岐するところだ。
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